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ロボットギターの自動チューニング・システムを生みだした
マッド・サイエンティスト、ロボットギターの自動チューニング・システムを
生み出したマッド・サイエンティスト
クリス・アダムス・インタビュー
クリス・アダムスが、ギブソン・ロボットギターに搭載された、軽量かつ簡単な自動チューニング・システムを完成させるのに10年の歳月がかかりました。やってもやっても終わらないチューニング作業にいた立ちを覚えたアダムスは、一瞬にしてギターを自動でチューニングしてくれるシステムを発明したのです。アダムスは、そのシステムを考えながら、ロボット工学を駆使して複数のチューニングを自由に選択でき、イントネーション調整もでき、さらには弦の交換までしてくれるような夢のギターを作り出したのです。
Q ギブソンとのパートナーシップについての感想は?
A 夢が叶った感じだね。誇りに思っているよ。だって、ギブソンと言えば、ギター界のメルセデスだよ。単なる1ブランドではなく、世界でも最高級のギターメーカーだからね。その事実からも、今回のチューニング・システムの素晴らしさが分かってもらえるんじゃないかな。これは高品質の発明品だ。だからこそ、ギブソンにマッチするんだ。ギブソンは常にテクノロジーの最先端を行くメーカーなんだよ。
Q ロボットギターは、どういうギタリストにアピールすると思いますか?
A あらゆるタイプのギタープレーヤーにアピールすると思うよ。全くの初心者でも使用可能だし、初心者は最初からきちんとチューニングされたギターでプレーできたら楽しいと思うね。プロのギタリストにとっては、これまでだったらできなかったようなことがイロイロとできるようになるから、魅力的だと思うね。もちろん、今までのように、ステージ脇でギターテックがチューニングすることはできる。でも、いったんショウが始まったら、いいギターほど状況や温度に敏感に反応するからね。ステージ脇でどんなに入念にチューニングしても、ステージ上では完璧であり得ないんだ。でも、このシステムを使えば、ギタープレーヤーが自分でコントロールすることができる。ギタープレーヤーには考えなくちゃいけないことが山のようにあるから、チューニングの心配がいらないだけでも、かなり気が楽になるはずさ
Q すでにこのシステムを使っている有名ミュージシャンはいるんですか?
A ザ・スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは愛用しているよ。ミューズのマット・ベラミーも自分のギターに付けているし、元スコーピオンズのギタリスト、ウリ・ジョン・ロートは、もうこれなしじゃプレーできないって言っているくらいさ。スティーヴ・ヴァイは、自分の目で見るまでは信じてくれなかったね。でも、今ではこのギターがどんなに素晴らしいか、みんなに話してくれているよ。スティーブ・ルカサーも気に入ってくれているね。この間、 ピート・タウンゼントにも見せたんだけど、彼も興味津々だったよ。他にもまだまだたくさんいるよ。
Q 普通のギタリストがロボットギターに慣れるには、どのくらいかかると思いますか?
A チューニングの仕方を覚えるには2分とかからないよ。基本的な操作は、ノブを引っ張って、弦を鳴らし、ディスプレイがすべてブルーになったら、それで終わりさ。9歳の子供に試してもらったことがあるんだけど、彼もアッという間に覚えたよ。ノブを引っ張って、鳴らして、ノブを押し戻す、これだけ。これ以上簡単な事はないと思うよ。
Q どのくらいの頻度でシステムを使ったらいいのでしょう?
A このシステムを取り付けたら、チューニングされてないギターには我慢できなくなるだろうね。操作に慣れるのはアッという間だよ。2週間もすれば、回りのみんなが囁き始めると思うよ、「なんでアイツのギターはいつもチューニングされているのか」って。そのうちに、チューニングに敏感になっていくから、より頻繁にシステムを使うようになるだろうね。だって、チューニングされてないギターなんて誰も使いたくないからね。このギターなら、チューニングにも手間がかからないから、使う回数は増えるだろうね。クセになっていくはずだよ
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